みなさんこんにちは!
バンドを組んでみたい!
でもどの楽器を始めればいいかわからない・・・
そんなお悩みを解決するために今回はバンドでよく登場する楽器の特徴を説明し、おすすめのパートをご紹介します!
手っ取り早く知りたい方はまとめのみ見れば大丈夫ですよ!
ボーカル(Vo.)

いきなり楽器じゃないですが、バンドの花形パート。
バンドで一番目立つパートなので目立ちたい人におすすめ!
他にもボーカルはほかの楽器と違う色々な利点があって結構おすすめだったりします。
それでは特徴を詳しく見ていきましょう!
準備しなければいけないものがない(少ない)
ボーカルはとにかく必要なものがすくないです。
ギターやベースは楽器やアンプなど音を出すだけでも初期投資にお金がかかりますし、機材のステップアップをしていくと数十万単位でお金がかかります。
けれどボーカルは自分の声さえあれば音を出せますし、練習するにも精々カラオケの利用代金ぐらいしかかかりません。
費用が安いというのは相当なメリットです。
さらにライブをする際にもマイクがあればいいので、ギターやベースと違って荷物が少ないです。
初ライブまでの練習が他のパートより楽
これは勘違いしてほしくないのですがボーカルが簡単という意味ではなく、あくまで初ライブや顔見せレベルのステージまでに必要な練習が楽という意味です。
というのもギターやベース、ドラムは今までに経験がない状態からスタートです。
当然一曲完成させるだけでもすさまじい時間がかかります。
一方ボーカルはいままで全くカラオケに行ったことがない、みたいな人以外はみんな多かれ少なかれ歌の経験者です。
少なくとも別パートの初心者によくある失敗の、
練習が足りなくて曲にすらならない・・・
という事はまずないでしょう。
もちろん極めるとなればほかの楽器同様相当な練習が必要ですし、声質は後天的に変えられませんからむしろほかの楽器より一定以上の水準に達するのは大変です。
それでも、バンドはじめるのに一番ハードルが低いパートがよければボーカルを選ぶといいかもしれません!
ギター(Gt)
バンドを始めたいと思う人の多くが選ぶのがギターです。
ただ、個人的にはバンドを目的に始める楽器としてはお勧めできません!
それでは理由を書いていきます。
機材が高い
ギターを演奏するために必要なものは楽器本体、アンプ、ピック、シールド・・・と沢山あります。
当然それぞれをこだわりだせば費用はどんどん上がっていきます。
初心者向けのもので安くても3万、上級者になれば何十万円とかかります。
さらにギターはエフェクターを曲によって使い分ける必要があるので更に費用がかさみます。
とにかく人口が多い
ギターやってる人、めちゃめちゃ多いです!
正直余ってます。まぁ一番始める人が多いので当たり前なのですが・・・
そんな中でバンドを組むためには技術がすごいとかセンスがあるとか他の人との差別化が必要になります。
初心者でそれができる人なんていません!
もうバンドメンバーが集まっていて楽器を割り振るだけとかなら関係ありませんが、楽器を始めてから参加するバンドを探すつもりならギターは避けるのが無難です。
ただ利点もあります↓
一人でいろいろできる
ギターはベースなどと違い一人での演奏が成立しやすいです。
というのもベースは基本的に単音弾きですが、ギターはコード弾きがありますから一人で主旋律を奏でられます。
なので、
「バンドを始めるつもりでギターを始めたけど結局バンドを組まなかった・・・」
みたいなときに一人で楽しめるのはギターかもしれません。
ベース(Ba)

ギターと違い弦が4本のベースはバンドの低音域を支える重要な楽器です。
ただ、外見がギターと似ているので楽器を知らない人からはギターと間違われてしまうことも・・・
そんな悲しい扱いをされることもあるベースですが、実はバンドを始めたい人には一番おすすめなんです!
それではおすすめの理由を見ていきましょう!
人口が少ない
ギターと比べて人口が少ないです。
ギターが多いという事は他の楽器は当たり前ですが足りなくなります。
その為、ベースをやっているというだけでバンドに入る際のハードルが一段階低くなります。
初心者でもバンドに入りやすいのは大きな利点だと思います!
練習時間が取りやすい
ベースはドラムやボーカルと違い音が響いたり振動が出たりしないので遅い時間でも練習しやすいです(流石に深夜に練習するのは近所迷惑ですが)
機材が安い
これはギターと比べてになりますが、
ベースは楽器本体とアンプが必要というところまでギターと同じです。
ですが音色を変える機材であるエフェクターが必要ない(使う場合も数が少ない)のでその分機材費がかかりません。
エフェクター分安いのはバカにならない差ですよ!
ただ、欠点もあります↓
一人で演奏しずらい
ベースは低音域を一音ずつ奏でる楽器なので、一人で弾いても正直よくわからないです。
もちろん技術的に熟達すればソロベースでもかっこよく演奏できるようになりますが、そこまでいくには相当な練習が必要になります・・・
ドラム

ベースと同じくバンドの低音域を支える大事なパートです。
ドラムもおすすめではあるのですが、色々と欠点があったりします。
それでは特徴を見ていきましょう!
人口が少ない
ギターは言わずもがな、ベースよりも人口が少ないです。
なのでドラムをやっているというだけでバンドからは引っ張りだこです!
バンド加入の難易度はドラムがダントツで低いと思いますよ!
これだけならいいのですが、ドラムを素直にお勧めできない理由がいくつかあります↓
始めるのが大変
ドラム、マジで高いです。
ギターが入門に5,6万するとしたらドラムは入門でもかなり安くて7万円ほど、実際のライブなどを想定して組むのであれば10万円を超えてくると思います。
更にドラムは場所を取ります。
ドラムは人によって使うドラム(スネアやシンバル)の数が変わりますが、4点セットですら部屋が広くないと置けません。
ドラムを始めるには相当覚悟がいります・・・
音がうるさい
ドラムは打楽器ですから音量調節が難しいです。
更に芯に響く音、振動が出るので夜は絶対に叩けません。
練習時間が取りずらいのは初心者には少し厳しいかもしれません。
防音室があったり一軒家で部屋が広い人以外にはお勧めしずらいですね・・・
あ、電子ドラムで騒音を小さくするという選択肢もありますが、ライブを考えるのであればやはりアコースティックドラムの方がいいと思います。
まとめ
パートを特徴別にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
まとめると・・・
ボーカル
利点
- 始めるときに費用が掛からない
- とにかく目立つ(目立ちたいならおすすめ)
- 初ライブで大失敗、とはなりづらい
欠点
- 声質は才能
- 一定以上の力量をつけるのは大変
→目立ちたい、あるいはお金をあんまり使いたくないという人におすすめ!
ギター
利点
- バンドを組まなかったときは一人でも楽しめてうれしい
欠点
- 人口が多くて技術やセンスでアピールポイントを作れないと厳しい
- 機材が高い
→しっかり練習してからバンドに入ろうと思っている人は選んでもいいかも?
ベース
利点
- 人口が少ないので初心者でもバンドを組みやすい
- 機材がギターよりも安い
- 練習時間が取りやすい
欠点
- 一人で演奏しても楽しみづらい
→バンドをやりたい人には無条件でおすすめ!
ドラム
利点
- 人口がベースよりも少なく引っ張りだこ
欠点
- 機材が高い、とにかく高い
- 音量が大きく環境を整えられないと近所迷惑かも
→お金と環境が整えられる人ならおすすめ!
というわけでパート別にまとめてみました!
と、ここで今までの話をひっくり返すようですが、結局のところ好きな楽器を始めるのが一番だと思います。
好きな楽器でないと練習も身が入りませんし、上達も遅くなります。
ただ、楽器にこだわりがないという方ならぜひこの記事を参考にしてみてください!
それではいいバンドライフを!
ご覧いただきありがとうございました!