みなさんこんにちは!
ギターを始めたばかりの時は皆さん座って練習すると思います。
「ギターがうまくなってきてバンドを組むぞ!」
という時になって立って弾いてみたら・・・
「あれ!?座ってるときは弾けたのに、立ってると全く弾けない!?」
なんて経験ある人、多いんじゃないでしょうか?
ギタリストが一度は経験する立って弾けない問題、解決します!
立って弾けなくて困っている人、あるいは将来立って弾くつもりの人、必見です!
なんで立つと弾けなくなるの?
そもそもなんで座ってるときは弾けたものが立つと弾けなくなってしまうのでしょうか?
その理由は座っている時と立っている時のギターの位置と腕の角度の違いによるものです。
座っている時は腕がダンベルを上げている時のように折りたたんでいる形になると思います。
その一方で立っている時は腕の曲げ方が直角か、もう少し下がるくらいになると思います。
この腕の角度の差で力の込め方や押さえるときの窮屈さが変わってきます(特にバレーコードで顕著に差が出ます)。
このせいで立っていると弾きづらく感じるんですね!
また、これは一部の人になりますが普段座って弾く際に指盤をのぞき込む形で弾いてる人だと、立って弾くと指盤が見えず押さえる場所を間違えてしまう場合があります。
これらの原因を取り除くことで立って弾けるようになります。
それでは解決法を見ていきましょう。
解決法
ストラップを短くする
ストラップというのはギターを肩から掛けるためのひものことですが、
立って弾く際の違和感は腕の角度から来るものなので、
立っている時の角度に合わせてストラップを短くすれば解決できます。
ただ、解決は出来ますが見た目があんまりよろしくないです。
この解決法が見た目的に許されるのはフォークギタリストくらいではないでしょうか・・・
少なくともロックギターでこの解決法をするのはお勧めできませんね。
とにかく弾く
当たり前の話ですが、効果は抜群です。
とにかく立って弾く練習を積めばいずれは慣れます。
ただ、これだと座って弾いてた時の練習分を立って弾く練習でもう一度繰り返さなければならず非効率的です。
それじゃあずっと立って弾いて練習すればいいじゃんという話でもなく、ずっと立っているとギターの重みで疲れてきてベストな状態で長時間練習することができません。
立って弾くか座って弾くかで困るぐらいの初心者はとにかく練習が必要な時期でしょうから、すこしでも練習効率が悪くなるのは困るはず・・・
この方法もいろいろ問題がありますね。
座っている時の体勢を調整する
結局のところ立っている時と座っている時の姿勢の差が弾きづらさにつながっているわけですから、座って弾く時の体勢を立って弾くときに合わせてしまえばいいのです。
ではどうすればよいのか、それはとにかく姿勢よく弾くことです。
姿勢を悪くすればするほど腕の角度は立っている状態からかけ離れていきますし、指盤をのぞき込むようになるのでなおさら立って弾けなくなります。
加えてストラップを付けずに練習するのもやめましょう。
ストラップが肩からかかることで感じる重みに少しでもなれることは重要です。
ヘッドを高くする
最後は立って弾いている時にヘッドを高くして弾くという解決法です。
一度やってみてもらえれば分かりますが、ヘッドを高くすればするほど座って弾いている時と同じような腕の角度で弾くことができます。
もちろん完璧に一緒にはなりませんが相当弾きやすくなるのではないでしょうか!
まとめ
一発で弾きやすくなるような器具や方法があればいいですが、残念ながらそんな簡単な方法はありません。
それでも工夫や日々の練習の意識で少しずつ改善していけます。
立っている時と座っている時の差がなく弾けるように頑張っていきましょう!
それでは良いギターライフを!
ご覧いただきありがとうございました!