みなさんこんにちは!
今回は初心者ギタリストの方向けのコードで弾けるおすすめ楽曲7選を紹介します!
曲紹介だけでなく、自分で簡単な曲を探すためのコツもあわせて紹介しますよ!
初心者のうちは基礎練習が大事とよく言いますが、それで飽きてしまっては本末転倒。
楽しみながらできるちょうどいい難易度の曲を練習して、ギターを楽しみましょう!
それではいってみましょう!
曲の選び方
曲の紹介に入る前に初心者向けの曲をどうやって判別するのかをお教えしたいと思います。
弾いてみたい曲の難易度を確認するときに今から紹介する条件を覚えておくと役立つと思いますよ!
コツ1:テンポと拍を基準で選ぶ
コツ1はテンポと拍を基準で選ぶとしましたが、ではどんなテンポでどんな拍ならばいいのか。
その基準とは、テンポが遅く4拍子、です!
テンポから説明すると、テンポというのは1分間に同じ速さで打つ拍のことです。
・・・というのが説明ですが、筆者も最初はよくわかりませんでした。
なので、よくわからなかったらテンポは曲の速さと考えれば意味は一緒なので大丈夫です。
基本的に曲はテンポが遅ければ遅いほど簡単に弾けます。
早ければ早いほどコードチェンジもせわしないし、ストロークも難しくなるので当たり前ですね。
基準を示すと、テンポを表すBPMが90~110以下の曲は遅い方と言えるでしょう。
逆にそれ以上BPMが高いと早くて難しい曲になっていくわけですね。
*BPM:1分間に打つ拍の数、テンポのこと。Beat Per Minuteの頭文字をとったもの。 BPM=〇〇みたいな表記をすることが多い。
ここまでテンポについて話してきましたが、テンポが速くても遅くても難しい曲があります。
それが変拍子の曲です。
というわけでここからはなぜ4拍子の曲がいいのか説明していきます!
まず、変拍子の曲というのはリズムをとるときに1.2.3.4でうまく乗れない曲や、曲中でリズムが切り替わる曲のことをさします。
これがなんで難しいかというと、初心者の習得する基本的なストロークパターンは4拍子を想定しており、
変拍子だと覚えたストロークパターンが使えず、曲が簡単でもうまく弾けないことがあるからです。
もちろん経験を積んだり、あるいはリズム感が良ければ初見でも変拍子は弾けますが、
初心者でリズム感に自信がない場合は避けた方が無難だと思います。
コツ2:コードの数を基準にする
コツ2は、コードの数を基準にすることです。
当たり前ですがコードの数が少ない楽曲の方がコードを覚える手間や、
コードチェンジの難しさが軽減されるので楽です。
それではどんな曲だとコードの数が少ないのかというと、曲中の展開が単調な曲です。
Aメロやサビが二番になって変化する曲はコードが多く難しいというわけです。
最近は曲の構成で個性をつけることが多いので、
昔の曲の方が使うコードは単調で少ないかもしれません。
おすすめ曲
それでは簡単な曲の見分け方を確認したところで、
初心者の方におすすめの曲を紹介していきたいと思います!
Stand By Me
Ben E Kingの「Stand By Me」です!
洋楽の中でも随一の知名度を誇り、なおかつコードで弾ける曲の中で一番簡単な曲です!
一度コード譜を見ればわかりますが、
C、G、Em、Dという押さえるのが簡単な定番中の定番コードしか出てきません 。
コードを覚えたての初心者の方の入門に最適な曲だと思います!
チェリー
スピッツの「チェリー」です!
ひとつ前に紹介したStand By Meは洋楽の入門曲ですが、チェリーはまさに邦楽のコード弾き入門曲です!
曲のコードはC、G、Am、Em、Fの5つで構成されています。
Fコード以外は簡単なコードですね。
Fを押さえるのが初心者の最初の壁と言いますが、それを超えればグッとギターが楽しくなります。
Fを練習してチェリーが弾けるようになるまで頑張りましょう!
マリーゴールド
続いてあいみょんの「マリーゴールド」です!
こちらはカポタストという機材を使うと簡単なコードになります。
(カポタストについてはこちら!→【エレキ/アコギ】ギターを始めるときに必要なものはなに?)
使うコードはカポタストを2フレットにつけてC、Am、G、F、G/Bです。
この中だとG/Bが見慣れないかもしれませんが、二本の指で押さえられる簡単なコードなので心配いりませんよ!
ちなみにカポタストがないとBmというコードが出てきてしまうのであまりおすすめしません。
というのもBmはFより厄介な押さえずらいコードなんです。
なのでカポタストを持っている人、Bmを押さえられる人におすすめです!
夏色
続いてゆずの「夏色」です!(動画は見つけられませんでした・・・)
使用しているコードはカポタストを3フレットにつけた状態で、
Am、C、E、F、Gの5つです。
ここまでの3曲で出てきたコードだけですね。
原曲のストロークが速いので、完コピをしようとすると少し難しいかもしれません。
ただ、ストロークの練習は他の曲にも活かせるので根気よく頑張ってみましょう!
クリスマスソング
次はback numberの「クリスマスソング」です!
今でも冬曲の中で高い人気を誇っているこの曲。
この曲はカポタストの位置を変えても必ずバレーコードが出てしまうので、
自分押さえやすいと思うバレーコードが出てくるところにカポを付けましょう!
出てくるバレーコードはカポ0(カポタストを付けない)だとF#、B、C#mの3つ、
カポ2だとBmのみ、
カポ4だとFのみになっています。
個人的にはバレーコードの練習のためにもカポを付けないことをおすすめしますが、
早く弾きたい!という事であればカポ4が一番弾きやすいかもしれません。
粉雪
続いてレミオロメンの「粉雪」です!
こちらも冬曲として不動の地位を保ってる名曲です!
この曲はカポタストは必要ありません。
ただ、あまり見たことのないコードがいくつか出てきます。
粉雪のコード構成はGsus4、G、Em9、Am7、D、Cの6つ。
今まで紹介してきた曲に比べるとコードが多く複雑です。
一見難しく見えるかもしれませんが、
定番コードから少し形が変わっただけのコードが多いので案外簡単に弾けると思いますよ!
3月9日
最後はレミオロメン続きで「3月9日」です!
卒業の曲として人気の高い「3月9日」ですが、実は結構簡単です。
コード構成はカポ5でC、Em、F、G、Amの5つ。
曲調がゆっくりでコードも定番の物だけなので少し練習すれば弾けると思います!
記事の一番最後の曲なのに、実は初心者さんに一番おすすめの楽曲です!笑
まとめ
初心者向けのコード曲紹介、いかがだったでしょうか?
初心者のうちは曲を選ぶのにも苦労するもの・・・
是非この記事で紹介した選び方の基準や曲を参考にしてみてくださいね!
それではよいギターライフを!
ご覧いただきありがとうございました!
↑こちらのギターコード楽譜には今回紹介したチェリーやマリーゴールドを含めたアコギ弾き語り人気曲がこれでもか!と詰め込まれています!
アコギ弾き語りに挑戦するなら必ず持っておきたい一冊です!