アコースティックギターの初心者向け選び方解説とオススメメーカー、オススメ10選を紹介!

ギター

みなさんこんにちは!

今回はアコースティックギター(アコギ)の選び方初心者解説、オススメメーカーの紹介、

そして初心者向けのオススメアコギ10選を紹介したいと思います!

アコースティックギターはエレキギターやエレアコのように電気的な機構を持たないので、

使っている木材や加工の良し悪しによって音の良し悪しが大きく左右されるという特徴があります。

ですが初心者には良い木材を使っているかや加工の腕が信頼できるかを判別するのは中々難しいですし、

もし信頼できるメーカーを見つけてもその中からどのようにギターを選べばいいか分からないと思います。

なので今回は、アコギの選び方から信頼できるオススメメーカー、オススメアコースティックギターまでこの記事一本だけで完結するように説明していきたいと思います!

それでは早速見ていきましょう!

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アコースティックギターの選び方を解説!

ここからはアコギの選び方について紹介していきたいと思います!

アコギを選ぶときに気にしなければいけないのは、

  • ギターの音色
  • 弾きやすさ
  • ボディの形状

といったギターの性能的な部分と、

  • 外見
  • 値段

といったそれ以外の部分を合わせた、

  • ギターの音色
  • 弾きやすさ
  • ボディの形状
  • 外見
  • 値段

この5つの観点を元に選んでいくといいでしょう。

ではそれぞれ見ていきましょう!

ギターの音色

あまりギターに詳しくない人が持ってしまいがちなのが、

「同じアコースティックギターならどれも音なんておんなじなんじゃないの?」

という考えです。

これはある意味では間違いではありません。

アコースティックギターは絶対にエレキギターをアンプに通した時のような音は出せませんし、

出せる音が決まっているというのはまさにその通りです。

ですが、音が決まっていると言っても実際に決まっているのはあくまでどの系統の音が出るか、までであり、

その系統の中でも甘い音や切れ味の鋭い音などギターによっての個性は様々あります。

このギターごとの音の個性というのは今後そのギターが活躍するシーンを決めてしまうほどに重要です。(甘い音ならゆったりとしたジャズ系に向いているなど)

なので、ギターを選ぶなら自分のやりたいジャンルに合っている音なのかということを念頭に置いて選ぶべきです。

とはいえ初心者のうちはこのジャンルをやりたい!という強い気持ちを持ってギターを始めるわけでもないでしょうから、

単純に聴いていい音色だと思うギターを選ぶのも良いと思いますよ!

弾きやすさ

弾きやすさもギターを選ぶうえで重要な要素です。

ネックの細さ、指盤の幅などなど弾きやすさにかかわる部分は沢山ありますが、

ここを確認しておかないと後々までの上達スピードにも響いてくるので気をつけましょうね!

具体的には手の小さい人はショートスケールのネックのギターを、

体自体が小さい女性や子供はなるべくボディの厚みが薄いものを選ぶと良いですよ!

もちろん今回の記事で紹介する初心者向けアコギは弾きやすさもしっかり考えて選んでいるので安心してくださいね!

ボディの形状

ボディの形状は弾きやすさや外見にも影響する重要な要素です。

ただ、エレキギターやエレアコと違ってアコースティックギターは音響設計の点で、

ほぼ決まった同じ形のボディを採用しているギターが多いのであまり選択肢が多くはありません。

ですが、例えばボディの薄さのように弾きやすさや外見に直結し、

なおかつ複数のスタンダードが存在する部分もあるので、

しっかりとボディの形状についても注意するようにしましょう。

ここで少しギターのサイズについて紹介しておきましょう。

ギターのサイズには、

  • ドレッドノート
  • フォーク
  • ミニギター

の三種類のサイズがあります。

簡単に説明すると、

  • ドレッドノート・・・標準の大きさ。サウンド、弾きやすさ共にスタンダード
  • フォーク   ・・・小さくて持ちやすく、弾きやすい。サウンドは少し迫力が落ちる
  • ミニギター  ・・・持ち運び用の小型ギター。弾きやすさ抜群だが、サウンド面は△

といった感じです。

個人的には体の大きさに合わせてドレッドノートかフォークを選択することをオススメします。

ミニギターは経験者が外出用にサブギターとして持つには便利ですが、

初心者のうちにミニギターに慣れてしまうと、サイズ感が違いすぎて今後ドレッドノート型でギターを弾けなくなるかもしれません。

今後の自分のギター人生の可能性を狭めないためにもミニギターは避けるのが無難です。

外見

ボディの形状でもお話ししたようにアコギはボディが特徴的なものはあまりないので、

シルエットに特徴的なデザイン性が生まれることはあまりありません。

ですが、色やサウンドホール(ボディ真ん中の穴)周りの装飾はギターによって様々なので、

そうした部分で気に入る外見かどうか、ということも選ぶ際の基準にしましょう!

外見が気に入ったギターなら練習へのやる気も出やすくなりますし、

最悪ギターをやめてしまってもインテリアとして活躍してくれますからね笑

値段

ある意味もっとも重要な要素ともいえるのがアコースティックギターの値段です!

どれだけ性能がよくても、どれだけ外見がカッコよくても、どれだけ弾きやすくても、

予算を超えてしまっているなら意味がありません!

性能や弾きやすさ、外見と値段の妥協が出来る点を探すのもギター探しの醍醐味です。

お財布と相談しつつ納得いく一本を探していきましょう!

オススメメーカーを紹介!

ここからはアコースティックギターのオススメメーカーをいくつか紹介していきたいと思います!

今回の記事で紹介するメーカーは、

  • YAMAHA
  • Epiphone(エピフォン)
  • Fender(フェンダー)

この3つです!

え、少なくない?と思ったあなた!そうなんです!

残念なことに、実は初心者向けの価格帯でアコギに注力している著名メーカーはほとんどありません。

というのも最近の初心者価格帯はアコギよりもエレアコの方が激戦。

あまりアコギの初心者価格帯に力を注いでいるメーカーは多くない印象です。

ですが安心してください。

先に言ってしまいますが初心者向けのアコギはYAMAHAを選べばまず間違いありませんから!

では早速説明していきます。

YAMAHA

最初に紹介する&圧倒的にオススメするのは日本の老舗音響メーカー「YAMAHA」です!

アコギを初心者向け価格帯から上級者向け価格帯まで展開しているYAMAHAは、

これまで培ってきた製造スキルを初心者向け、上級者向け問わずふんだんに生かしており、

初心者向けの低価格ギターであっても高品質、高音質を実現しています。

YAMAHAギターの特徴はどんなジャンルでも扱えるバランスのいいサウンドとどんな奏法にも耐えられる耐久力。

先程も述べた通り純アコースティックギターを初心者向け価格帯で力を注いで販売している、

かつ、時期や状況によって入荷状況が左右されずらい(頻繁に売り切れてたりしない)唯一のメーカーと言っても過言ではないので、

初心者向けのアコースティックギターを買うならほぼ一択です。

選択肢の少なさにびっくりするかもしれませんが、

YAMAHAの初心者向けギターは音も良いですし、仕上がりも丁寧、

外見もギターっぽいかわいさやカッコよさをしっかりと備えています。

それでいて低価格なので、YAMAHAのギターを選んで不満が出ることはあまりない・・・と思います!

Epiphone

続いて紹介するのは「Epiphone(エピフォン)」です!

ギブソン傘下のブランドで、基本的にはギブソンギターの廉価版を製造・販売しているメーカーです。

YAMAHAの他に初心者が手を伸ばしやすい価格のアコースティックギターを作っている著名メーカーはEpiphoneとFenderしかないような気がします(リサーチ不足だったらごめんなさい)

そんなEpiphoneはギブソンギターの廉価版専門というわけでもなく、Epiphone独自のモデルも製造しています。

ギブソン傘下に入る前から長い歴史を持っている老舗メーカーなので、

安心感ある仕上がりやサウンドと価格のバランスがイイ感じです。

YAMAHAの優等生デザインはギターらしさが全開過ぎていやだ!という人にEpiphoneオススメです!

Fender

最後に紹介するのは「Fender(フェンダー)」です。

言わずと知れたエレキギターの老舗ブランドですね。

イメージ無いかもしれませんが、実はFenderはアコースティックギターにすごく力を注いでいて、

社内アコギブランド「Fender Acoustics」で多くのアコギを製造していて、初心者価格帯もしっかりとカバーしています。

アコースティックギターでも低音を抑えた切れ味鋭いFenderサウンドを実現しているので、

エレキからアコギに持ち替えた時もすんなりと切り替えていけることが魅力。

老舗ブランドだけあってどのギターも丁寧に作られているので、安心して購入できるのも嬉しいですね。

おすすめギター10選

ここからは筆者オススメの初心者向けアコギ10選を紹介していきたいと思います!

それでは早速見ていきましょう!

YAMAHA FG830

最初に紹介するのは初心者向けアコースティックギターの定番中の定番YAMAHAの「FG830」です!

FG830は国産アコースティックギターの最初期から活躍し、永遠の定番として現在に至るまで不動の人気を誇るFGシリーズの一本。

FGシリーズは、

  • FG850
  • FG840
  • FG830
  • FG820(FG820-12、FG820L)
  • FG800

と様々なバリエーションがあり、更にFGシリーズを小ぶりにしたFSシリーズが、

  • FS850
  • FS830
  • FS820
  • FS800

と、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど種類が豊富です。

入門用アコギを買うならこのFG、FSシリーズを選べば間違いないと言い切れるほどに素晴らしいシリーズで、

どのギターもとてもオススメなのですが、

今回はその中でもサウンドのバランスがよく、弾きやすさも抜群FG830をオススメします!

FG830のサウンドは煌びやかな高音とどっしりした低音のバランスが良く、

どんなジャンルでも活躍できるオールラウンダーなので、

どれを選べば分からない、いろんな音楽に挑戦したいという人はFG830がオススメです!

逆にやりたい音楽ジャンルが決まっている場合、

弾き語りなら歌をしっかり支えてくれる中音域が魅力FG820をオススメします!

味のあるサウンドや少し懐かしさを感じるサウンドが欲しい人は、

マイルドで渋いサウンドが特徴FG850をオススメします!

また、手の小さい女性やお子さんの場合はFS830の方がサイズが小さく弾きやすいのでオススメです!

YAMAHA F620

続いて紹介するのはYAMAHAの「F620」です。

F620は毎年数量限定で販売される低価格の入門用ギターです。

低価格と言いながらもサウンドはシャキッと締まった聴きごたえある音で、

弾きやすさも及第点を軽々超える出来で流石YAMAHAと唸ってしまうほどです。

先ほど紹介したFG、FSシリーズはちょっと高い・・・と感じる方に是非オススメしたい一本です!

注意点としては数量限定生産という事で売り切れている場合が多々あることですね。

購入チャンスを見逃さないように注意しておきましょう。

Epiphone AJ-220S

続いて紹介するのはEpiphoneの「AJ-220S」です!

ギブソンギターらしさ溢れるくびれあるラウンドショルダーボディのAJ-220Sは、

まとまりがあって響きが良いサウンドが特徴

値段からは考えられない程丁寧な仕上げも魅力的です。

外見やカラーリングもYAMAHAのギターとは違ったオシャレさがありますね。

Epiphoneのアコギを買うならこのAJ-220Sか後述のDR-100がオススメですよ!

Epiphone DR-100

続いて紹介するのはEpiphoneの「DR-100」です!

AJ-220Sと違いドレッドノートボディのDR-100は、

全音域がしっかりと響く、豊かで迫力あるサウンドが魅力です。

値段が有名メーカーのギターとしては破格の安さなので、良いギターを安く手に入れたい!

という人にオススメしたいギターです!

Fender CD-60S

続いて紹介するのはFenderの「CD-60S」です!

ドレッドノートボディで、Fenderらしい切れ味あるサウンドが特徴のCD-60Sは、

頭文字がCで統一されたFenderアコースティックギターシリーズの一本です。

他にもボディサイズごとに

  • CC-60S(コンサート)
  • CT-60S(トラベル)

があり、更にそれぞれのエレアコ版があるので、シリーズ内でも種類が豊富です。

中でもこのCD-60Sをオススメするのは、サウンドの迫力やまとまり具合が一番良く、

値段に対するサウンドのコスパが素晴らしいからです。

特にエレキギターでFenderに触れていた人にとっては手に馴染んで弾きやすいギターだと思うので、

ぜひ気になる方はチェックしてみてください!

YAMAHA JR2 TBS

ここから紹介するのは変わり種ギターです。

最初に紹介するのはYAMAHAの「JR2 TBS」です!

JR2 TBSはトラベルギターという、持ち運びが簡単にできるように小さく作られたギターです。

小さいと聞くとサウンドに不安を感じると思いますが、

実際に弾いてみるとボディの小ささを気にさせないほどに迫力のある良いサウンドが鳴ります。

流石に普段使いには向きませんが、旅行先でもギターを楽しみたい、なんて時にとっても便利ですよ!

JR2 TBS、オススメです!

ちなみに兄弟機に「JR2S TBS」というギターがあり、使っている材木に違いがあったりしますが、

サウンドの差は小さなものですし、個人的には外見がより好みな方を選べばいいかなと思います!

YAMAHA FG820-12

最後に紹介するのはYAMAHAの「FG820-12」です!

こちらは前述のFG820の弦が12弦になったバージョンです。

12弦ギターはより響きが複雑になり、サウンドの面白さは思わず耳を傾けてしまうような魅力があります。

トラベルギターと違ってこちらは普段使いも十分できますが最初の一本としては扱いずらいので、

よくあるギターでは満足できないという挑戦的な初心者の方か、

ちょっと趣の違う二本目のギターを探しているという人にオススメです!

まとめ

ここまでアコースティックギターの選び方、オススメメーカー、オススメギターを紹介してきましたが、いかがでしたか?

ギター選びはこれからの相棒を決める大事な準備です。

予算と相談しつつ、自分がしっかりと納得できるものを選びましょう!

ちなみに筆者は性能や音よりも外見のカッコよさを重視するタイプです。

やっぱりカッコいいギターじゃないと練習が続きませんからね!

興味があればこちらの記事もどうぞ!

それではよいギターライフを!
ここまでご覧いただきありがとうございました!

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